【特別編】わかりにくい…姓名判断の謎『旧字体と新字体』について教えてください!

「旧字体」「新字体」とは

 

こんにちは。姓名判断師の向井 彌哲です。

 

皆様もご存知の通り漢字には歴史があり、今の形になるまでに長い時間が経過しています。その経緯で本来の字体(旧字体)の使用機会が減り、現在は、書きやすく分かりやすい字体(新字体)を使用する事が、日常になりました。

 

ほんの一例ですが、旧字体と新字体が存在する漢字としては、下記があります。

澤→沢 寶→宝 豐→豊 齋→斉 廣→広 惠→恵 淺→浅 絲→糸 澁→渋

 

姓名判断で一番大事なのは、名前に吉数の画数をつける事です。画数が一画違うだけで、場合によっては天国と地獄の違いになりますので、当然、正しい画数の数え方が重要になります。

 

どちらで数えれば良いのか?

 

インターネット上の姓名判断では、鑑定結果が新字体と旧字体で分かれていて、正直、どちらを信用していいのか迷ってしまいますよね。

 

私の名前「彌哲」も新字体で書くと「弥哲」となり、旧字体と新字体では画数が違ってきます。

 

では、新字体を使用する場合、新旧どちらの画数で数えるのかというと、これは、各鑑定士(流派)それぞれの考えがあるので、容易に「実はこれが正解です!」と言えるものではないです。それだけ、姓名判断の画数の数え方は奥深いと言えます。

 

向井 彌哲は「旧字体」「新字体」のどちら派か?

 

私は、この問題に関しては、実際に人を検証するしかないと思い、今まで人と会う時は意識して観察していました。私は、自分の戸籍名を2回改名しておりますが、実は出生時の名前には、新字体が含まれておりました。その実体験も含めて今の判断としては、『旧字体』で数えると結論しています。

 

しかし、全てを旧字体で数えるのではなく、新字体でも旧字体と変わらないくらい長い歴史を持つ漢字があります。

 

例を挙げると

声→聲   台→臺   虫→蟲   礼→禮 弥→彌   糸→絲   竜→龍

 

この種の新字体の場合は、更に難しく、数え方は漢字によって異なり、「礼」「弥」は旧字体ではなく新字体で数え「糸」と「竜」は旧字体で数えると検証した結果、判断しています。(声、台、虫については、事例が少ない為、検証できていません)

 

このように、私は、向井彌哲流の考えを持ち、他の鑑定士は、また独自の考えを持っていると思います。姓名判断には流派も存在し、その数の分だけの答えがある現状です。

 

まとめ

 

今回は、姓名判断の旧字体と新字体について取り上げましたが、参考になりましたでしょうか?

姓名判断の新字体の数え方をまとめると、以下の3パターン存在するということをご案内しました。

 

  • 新字体の画数で数える
  • 旧字体に直した画数で数える
  • 漢字によって新旧どちらの画数で数えるのか異なる(向井彌哲流)

 

現在、顧客側は選択肢が増え、更にインターネットの復旧で、遠方の方とも容易に取引ができるようになっています。こういう時代だからこそ常にアンテナを張り、相手を選択する「眼」を曇らせないようにしている事が大切になりますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※姓名判断での画数の数え方は、辞典にある画数とは異なり、非常に奥深く素人判断では危険です。名付け・鑑定・改名などのご相談は、 mitetsu.train@gmail.com までご連絡下さい。
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2回の戸籍改名、3つの名前を経験。 姓名判断師としても多くの方の鑑定することで知り得た 「名前の持つ本質」ともいえる不思議な力。

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