こんにちは、姓名判断師の向井彌哲です。
前回は、改名手続きについてご紹介しましたが、だいたいの流れは掴めたでしょうか?
全体の流れがわかったら、さらに一歩進んで、改名に必要な書類をの詳細をご紹介したいと思います。
手続きに必要な書類とは
名の変更申し立ての際、家庭裁判所に提出する書類は以下となります。
・名の変更許可の申立書(15歳以上)
改名の申立書には、申し立て人の基本情報(住所、名前、生年月日など)、改名理由(申し立ての実情)を書きます。
申し立て書のダウンロードおよび、記入例については、下記URLからダウンロードして頂けます。
⚫裁判所 名の変更許可の申立書(15歳以上)
http://www.courts.go.jp/saiban/syosiki_kazisinpan/syosiki_01_20/index.html
※書式のダウンロードは「名の変更許可申立書」をクリック
※書式の記入例は(名の変更許可(15歳以上)をクリック
また、申し立て書の記入ポイントなどの詳細は、また別の機会に、ご紹介したいと思います。
・戸籍謄本/全部事項証明書
申し立て本人の戸籍謄本を役所で貰います。(本籍地が他都道府県にある場合は、郵送でも取寄せ可)
・名の変更理由を証明する資料(原本の写し)
変更したい名前を使用している証拠品で、申し立て書と併せて家庭裁判所に提出します。この資料を元に審査が行われますので最も重要な書類です。
使用実績の資料として有効なのは、主に下記となります。
①公共料金の領収書、又は請求書
②変更したい名前で届いた年賀状や郵便、宅配物など
③お店(ネット)で買い物した際の領収書やDMなど
④学校の卒業証書や賞状など
⑤性同一性障害の方は、診断書
上記の証拠品を過去5年くらいに遡って集めれば、実績として充分ではないかと思いますが、特に公共料金の実績は有効な判断材料とされます。
電気、ガス、水道の名義は電話で簡単に通名に変更可能ですので、今から実績作りを始める方は、まず、最初に行うと良いでしょう。
・収入印紙800円と郵便切手/82円切手×5枚
この他には、定期券、ポイントカード、診察券、美容院の会員カードなど、多ければそれだけ有利になります。
名の使用実績は最低で何年必要なの?
名の使用実績は、社会上どれだけ浸透しているかを計る、重要な判断材料となります。
一昔前では、5年〜10年と言われてましたが、現在ではその期間は短くなっていて、現在は早い人だと1年くらいで許可が下りた人もいるそうです。
私が思うに実績でも公共料金と併せて、仕事で使用したと思われる請求書や領収書(納品書)などがあると社会上広く認められていると判断され、比較的短い期間で許可されるように思われます。
まとめ
・名の変更申立には、申し立て書などの定められた必要書類が必要
・名の使用実績を証明する資料は、最も重要な書類である
・使用実績は通常5年分必要だが、内容によってはもっと短い期間でも許可が下りる場合もある
最後までお読みいただきありがとうございました。
※姓名判断での画数の数え方は、辞典にある画数とは異なり、非常に奥深く素人判断では危険です。名付け・鑑定・改名などのご相談は、ホームページ右上段にあるメニューの「ご依頼フォーム」から、ご連絡下さい。
2回の戸籍改名、3つの名前を経験。 姓名判断師としても多くの方の鑑定することで知り得た 「名前の持つ本質」ともいえる不思議な力。
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